今、思う。~ザ・コーポレーション~ [ジャック・ザ・ムービー]
2009年4月
原松企画で【ジャック・ザ・ムービー】(JTM)と題して
『ザ・コーポレーション』(2006年カナダ作)の自主上映を行いました。
今でも、部屋にはポスターが貼ってあり、ずーっと心に残る作品のひとつ。
*ジャック・ザ・ムービーのカテゴリーで当時のブログが見れます。
そうして月日が経って、今の日本を思う。
作品の中では、海外の出来事・企業の姿が題材ではあるけれど、
2006年に着目された内容から、人間は変化していないのだということ。
それは、もっともっと前から。
企業をひとりの人間と見て
人格障害(サイコパス)であると指摘しています。
<サイコパス>精神病質者の意。
現在サイコパスという言葉は無く、
現在サイコパスという言葉は無く、
反社会性人格障害(APD)と変更されている。
サイコパスの特徴は極端に自己中心的で、
サイコパスの特徴は極端に自己中心的で、
慢性的な嘘つきで後悔や罪悪感が無く、冷淡で共感が無い。
加えて自分の行動に責任が取れない。
加えて自分の行動に責任が取れない。
この作品の中の各テーマとして
・他人への思いやりがない
・人間関係を維持できない
・他人への配慮に無関心
・利益のために嘘を続ける
・罪の意識がない
・社会規範や法に従えない
パンフには、日本の企業の不祥事として数ページ掲載されていました。
おそらく、関わる関わらないに限らず、
時が経てば忘れてしまう、風化してしまうのでしょう。
改めて、今、この作品が意味することが重なります。
企業・組織のみならず、集団の中の個々人として、
この時代に息するものが、何を考え、どのような行動を起こすのか。
歩み寄ること、気付くこと、感じること、動くこと、集まること。
人間も、動物も、自然も、共存できること。
また、機会があったら上映したい!
まぁ、それなりの準備も必要なもので・・。
興味がある方は文庫やDVDを観てごらんよ~。
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