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このまま時を進めることを考える [ハラコマテリアル]

2012年12月29日
仕事納め日

さてさて、
パソコンを消失(廃棄)してからしばらく経ちまして、音楽との接触が少し減ったかな。
インターネットで浮遊してあれこれいろいろ聴く事が減ったかな。
あの、白い箱(HD)には何曲も入っているのに、放置されている。どうにかして吸い出したい。
あれ?CDそのものにも触れていないんじゃないかな?枯れそうですよ!
ただ、音楽を聴くだけなら苦労しないと思うんですけど、聞いた曲をプレイリストに残すことも役割の1つと考えている。記録できるアイテムを活用するのが大前提。

そんなこんなで、PC無いことにはどうにもならんことがわかったので、致し方なく従事場まで箱を持ち込んで繋げて入れて繋げて作業を開始したわけです。

そして、作業してから思ったこと、いっぱいあります。

日本の音楽、曲多い~!
アルバム出しすぎなんじゃ~ん、
なんか、あれこれフォルダ多すぎ~、
アーティスト名の表記がカタカナ、漢字、英語、分かれすぎ。
ジャンル分けも、まとまってないよー!
勝手に分かれるフォルダには1曲しか入ってないものもあるぞぃ
ボーナストラックなんてタイトルすら表記されないし、ふざけてる!
アルバム単位でフォルダ分かれた方が良いんじゃないかね?(そういうのもあるけど。)
10分以上の曲になると重いし、幅取りくんじゃないか!
もう、マッシュアップでいいんじゃない?
元々、何かに集約されていくことを想像して作られてないんじゃないか。(特に邦楽)
ひとつの作品がひとつの記録として完璧にパッケージされていないようだね。
今ですら、こんなに膨大な曲を今後どのように管理できるというのか。
コレまでの曲を、コレからの人も、その時の同時代の曲と共に愛してもらえるのだろうか。
こんな感じで。

サイズや項目・分類なんてCD以前のときなんか全然気にしなかった。
買ってきた商品を開けてオーディオでON。
それだけで良かった。(故にプレイリストを公開共有することもしなかった)のに、

端末の残りの領域がこんだけだから、もう入りきらないから長い曲カットしよう!とか短すぎるのをカットしよう!とか、タイトル解らないのはOUTだ、容量オーバーだから削除して、まだ余裕あるから追加して、そんなことまで考えが及んでしまい・・・そしてこれが簡単にできてしまう。

1曲ができあがる過程を考えれば、作物が根を張り実が為るような相当な時間や労力で、いろんな人のいろんなんが込められて作られているのにー、簡単にIN&OUT。
はぁ、恐ろしい感覚になりそうだよ。
CDからデータ転換の良いところも勿論あるし便利やし作っている人のチャンスも広がっただろうけども。このまま時を進めて、聴く人にとっても造る人にとっても幸せで愉快で豊かな感じでワクワクしていられるだろうか。

ある意味、端末を消費者が個々で持つことにより、パッケージする作業が客へ委ねられた感じもあって、これはなんていうか業界は諦めてしまったのかぃ?
私らは切れ間なく提供されたままに変化を受け入れてもいるけれど、パッケージ作業が移行しましたのでお好きにどーぞ!ってことにも安易に慣れてしまって、つまりは、単純に聴いて愉しむ☆!それだけで良かったのに、そういう単純さが増えるどころか作り手のような作業も多くの人の時間に割り込んでいって、もしかすると一見楽ちんなんだけど今までには無かった負担かもしれない。
聴く人は、提供された完パケ作品そのものを聴いて、感じて語らい作品の可能性を広げて繋げてくれていたんだけど、そういう時間の余裕は与えられているかな?

今後、ソフト・ハード開発がどのような意識でつくられていくのか?
どのように制作して提供してゆくのか。
どのように選択して受け取れるのか。

きっと、ここまで時を進めた音の世界では耳の良い人なんて、ごく一部しか残らない、
真に質を追求してるとは思えないからだ(ごめんなさい)、大半は耳の感覚も悪くなってゆくんじゃないかなと想像する。
もし、ただ追いつけ追い越せって作られるモノを作品として提供されるならば、その{モノ}に対して人々は何も感じなくなってしまうんじゃないか?と。
質より量を追及してしまった結果、このあとも量を追うしかない、
人間の時間は限られているからね。
だからどのように価値に差があろうと量を沢山聴くためなら、目の前に出されたどんな方法でも得てゆくしかなくて、それが生産者を疲弊させることになっても食らいついていくしかない。
そんな状況かな。

今、音楽業界的にも音楽の在り方としても、危険ゾーンへ突入しているのか、救済ゾーンへ向いているのか、現時点でどう判断する人が多いかな??

日本はアーティストのサイトを開いて見る段階で警告まで出すようになっちまったよ。
音楽は危険かしら?
厳重に鍵をかけて、その鍵穴に合う鍵を持っていないと楽しめなくなりそうだわ。
過去から含めても邦楽は膨大に制作されているにも関わらず、今の時代に生きる世界中の人への出会いすら狭めてしまっている気がしてならない。
小さい小数の頭の中でのターゲットなんか関係ない、全世界の人々の為に!でいいんだな。
狭めているのに、それでいて売れない売れない!ってアーティストをずんずん走らせる。
守りたい、売りたい、欲の果てにどんなことになるんだろうか。
みんな!(アーティストさん)疲弊しないでおくれよ。
間のシステムが崩れても、組織が崩壊しても、アーティスト【作り手】が消失しないこと。
この心配も、大袈裟な話だ!って笑われるくらいが丁度良いんです、
笑ってそんな心配要らぬと一蹴りしてください。

シンプルに作り手と受け手がいて互いに幸せに繋がれるならそれで良くてですね、
そこからスタートして必要なものを探りながら追加していっても良くて、
どの道具をどのように使うかは自由なんです。
道具、いっぱい増えたでしょ。
人間の時間なんて限りあるのに限りもわからなくてさ、その上、人間生活でやらなきゃいけないようなことが増えてて、どうやって時間に組み込んでいこうか?ってところに娯楽のような部門は割り込んでいかねばならない。
あってもなくてもいいだろうけど、在る事で豊かになります、心身が!確実に。

音楽に限ったことでなく、様々に生じる人間問題は、これまでも今も、その分野に人生懸けてる人達で手を携えて改善するしかないと思う。
見える相手だけじゃなくて、見えないところにも伝わることの意味があるはずよね。
手探りで遠いまんまだったかもしれないけど、解り合える可能性も増えてるよね。
丁寧に伝えることとか、伝わっていることを受け止めるとか、明確に繋がるそういう意識があれば、量に拘らなくても良かったかもしれないよね。


【こんにちは日本です!日本の音楽いかがですか!】

どーぞ召し上がれ!
いただきます。
ご馳走様。美味しかったよ。また来るよ。
あぁ、そう思ってもらえて良かったな、また創ろう!
そーいう感じ。(音の循環による発展)




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in shoe heel lifts

With the doggone snow we’ve got become recently We are caught on the inside , thankfully there is a internet, many thanks for offering us some thing to do.
by in shoe heel lifts (2013-08-10 02:05) 

Arianna

How can you learn this stuff? I am fresh to playing and so I’m on the lookout for as much information as possible.
by Arianna (2013-08-14 02:54) 

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